> 南三陸杉デザイン塾 > 活動報告レポート05
12月10日(木)~12日(土)の3日間、津京ビッグサイトで開催された日本最大級のエコロジー関連のイベント『エコプロダクツ2015』に、「南三陸杉」は、FSCジャパンが出展されたブースの一角をお借りして参加しました。「南三陸杉デザイン塾」として、第3回、第4回での指導を経て、塾生が作りだした作品の一部を展示。杉材を使ったお皿やランタンなどの小物のほか、小田原健主任講師の指導により開催日の前々日にようやく出来上がった力作の椅子も展示。塾生や「山さ、ございん」プロジェクトメンバーがブースを訪れるお客さまにプレゼンテーションしました。
作品に見入る来場者
お客様は、作品を手に取ってそのほのかな香りを楽しんだり、軽さに驚いたりしながら、何よりも「南三陸杉」のもつ柔らかな風合いと美しい木目に魅せられていたようでした。中には、「どこで売っているの」「値段はいくら」と質問される方もいて、慌ててスタッフが「まだ試作品なのです」と答える場面もありました。

今回出品できなかった作品は、来年2月に行われる復興庁主催のイベント「『新しい東北』先導モデル事業・交流会in仙台」で展示される予定です。
「デザイン塾」の作品だけでなく、FSC認証を取得した「南三陸杉」全体としてのPRもミニセミナーやパンフレット配布を通じて行われ、来場者から「南三陸杉を宮城が誇るブランドに育ててほしい」といった声を寄せられたり、『エコプロダクツ』の他の出展企業の方から連携の相談を持ち掛けられたりするなど、とても意義の深い3日感になりました。
(文責:事務局)